パッセンジャー

昨日の朝はトヨエツの夢を見て、三年に一度くらいしか起こらない珍事なので立ち直れなくて太極拳に遅刻した(先生に 気にしないで と言われた)。
今朝は猿山に芸能人が大集合している夢を見て、江口洋介中村獅童と握手した(夢です)。

図鑑

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それで朝一で恵比寿に向かい行列。椎名林檎や「くるり はじめました」の話題。
秋の台風一過ですがすがしい風と空。けど二時間近くも並んでいるとウィンドブレーカーが役立ったのを実感。
13時の回の54番の入場整理券を手に入れて、ナディッフバイテンで30分ほど立ち読み。
アフタヌーンティースペシャルランチセット。三つ葉たっぷりトッピングの菜の花のクリームリゾット。チーズがひかえめでおじやみたいでうまい。バナナケーキもしっかりで、おなかいっぱい。
バナナブレッドのプディング (白泉社文庫)

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ついに生伊勢谷友介さん。ついでに加瀬亮さん金子久美さん夏木陽介さん。(映画を見終わったあとならとても「ついで」じゃなかったろうに、とりあえず伊勢谷くんを見るのに忙しかった。)
伊勢谷(敬称略)が右後方ドアより入場しその姿をとらえた瞬間に、私は「眼鏡だ!」と叫んでいました。
とにかくその姿を目に焼き付けようと必死だった。夏木陽介さんが話している間も見つめ続けたら目が合った(、と誰もが言う)。

まとめ髪でおだんごにして後れ毛が後頭部で下向きに流れてた。眼鏡はアラレちゃん眼鏡(屈折が感じられたので度入りに思われる)。ショートトレンチ(黒?)にカーキのひざ下スポーティなパンツですね毛でブーツ。金子久美さん並にお肌つるつる。加瀬亮さんと比べても顕著にお肌つるつる。

ていうか写真美術館の劇場、190人入れるらしいのだけど、伊勢谷くんとの距離が近すぎ。
11時の回の上映直後に続いて二回目の舞台挨拶でリラックスしていたのかかなり濃い話が聞けました。ここには書けないくらい。え、書こうかな。前貼りしてなかったらしいよ。
伊勢谷くんと加瀬亮がかなりツーカーで話してておもしろすぎて爆笑しまくってしまった。
フォトセッションがはじまるときに伊勢谷くんが「フランソワ*1、なんで来ないんだ」とあの美声で独り言を言っていたのがまた笑えた。
http://www.tornadofilm.jp/news/archives/2006/09/107.html
映画では伊勢谷くんと金子久美さんがとにかく美しくて、加瀬亮が笑うのがかわいかった。舞台挨拶のときに加瀬亮が、「自分の出ているシーンがよかったです」と言っていたのは理解できた。
映画を見終わった後に感想を言い合える相手がいるのって本当にすばらしい。
ヤクザが日本のヤクザっぽくないのが微妙。フランソワは日本のヤクザ映画なんて見たことないんだろうな。タランティーノと違って。伊勢谷くんがウリをやってるシーンが、西田東先生のプロレスシーン程度にしか見えなかったの。『ブエノスアイレス』くらいがんばってほしかった。
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「大穴」
フランスでは六割以上自国語が入っていない映画は上映できないと伊勢谷くんが言っていた。だから「フランスでは外国映画はみんな吹き替え」なのだとはじめて理解できた。
そのあと代官山へ向かって、マトリョーシカ柄の靴下を購入。キャス・キッドソンは大混雑だが目新しいものは売っていなかった。ポール・スミス ピンク、ビームス、ミルクフェド、蔵、アドレスの横を通って下妻の踏み切りで坂を登ってキルフェボンは見た目だけだよと吹き込んで、Q(はあと)の横の洋書屋で立ち読みして坂を下っていたら、「あれ月じゃない?」と言われてしまった。誰かと一緒にいて「あ、月」というのは私の役目だったはずなのに、言われてしまってはもうこの身を捧げてもいいです。今年の中秋の名月は昨日でした(哲科のみんなでお団子食べた楽しかった)が、月齢15日は今日なのです。出たばかりで大きくて、ビルの狭間の額から見える月は本当に美しくて、月がもっとはっきり見える場所を探しに行くことに。 ケイティでひやかして駅に戻ってみるが見えず、ガーデンプレイスに戻ることに。三越の上にちょこんと出ている月を私たち以外は誰も見ていない。展望レストランフロアに上ってみたものの月が見える側はお店の中で、仕方なく渋谷新宿方面と川崎方面の夜景を眺めながら伊勢谷くんに想いを馳せる。「この夜景のなかに伊勢谷くんがいるのかしら」とかね(爆笑)
伊勢谷くんのことを考えすぎて気分が悪くなってしまったけれどどうやらおなかが空く時間だったらしいので、つばめグリル、ではなくて中村屋でオムハヤシをいただいた。食べ終わっても居座って、ひたすら伊勢谷くんと映画とついでにトヨエツの話をしていた。伊勢谷くんの夢を見るためにおうちに帰ることに。
家に戻るといつも庭を見るので、今日の月あかりがどれほど明るいのか庭に落ちる自分の影の濃さでわかった。

*1:監督