ankoo2006-09-12

ウサタクのCMの女優さんが私の大好きな菊地凛子さんなのです。素敵です。演出が石井克人なのだった。浅野忠信と同じ事務所なんです。
庭に大きなカエルがいます。湿気のある夜の庭に出没して、こちらに背を向けて動きません。
庭でミョウガが採り放題です。冷奴とか味噌汁には最近かならずミョウガが添えられていて、ビミョウなきもち。うまいけどね、庭から生えてきたと思うとビミョウな気持ち。
写真はもう食べ終わろうってころかもしれません。食べ切れません。

Mamafufu

Mamafufu

素敵な夢を見た後に読んだけれど、こちらの夢のほうが素敵。つまり逆柱いみりの作品は「夢」の描写であると、解説の南伸坊氏も言っています。夜見る夢です。昼見てもいいけど。伸坊さんは夢的なまんがとして『ねじ式』も引き合いに出しているけど、個人的な感想としてはねじ式より愉快です。
はじめて手に入れたはずなのだけれど記憶にある場面もいくつかあって(「肉你八輩祖宗」の「箱段型カプセルホテル」、階段の段がそれぞれ部屋になっている、夢にまで見た描写、画力/「道楽者の海」の街中、列なるトタン屋根の上の道なき道をバイクで海に向かう描写)、おそらく95年のガロで読んだのだと思う。ガロを購読する素敵な小学生だったわけではないので、たぶん中学に入って魚喃キリコが一番好きなまんが家だった頃に彼女のデビュー作を探して求めたもののなかにあったのだろうと思う。
逆柱いみりのまんがは主人公(という言葉がとても適切でない)の移動によって描写されるのだけれど、この作品では移動に意味づけはされていない。
装丁は南伸坊
ケキャール社顛末記

ケキャール社顛末記

『はたらくカッパ』に向けての習作であると私は捉えました。というか、『はたらくカッパ』は常人が解読可能なくらいきれいにまとまりすぎている。解説で花くまゆうさくは「まともに読もうとしたら一年かかるんじゃないでしょうか」と言っている。それは、いい意味で、読むのにそうとう苦労するってことで、でもそれが逆柱クオリティ、みたいな。
ケキャール社がつぶれて、壱つ目の猫のようななめくじのような社長と、社員の女性が、富士山のあるインドにたどり着くまでの顛末を描いているといえば言えないことも無い作品。
裏表紙で無意味に露出している女の子が素敵。
はたらくカッパ

はたらくカッパ

就職活動中の女の子が酔っ払って道を間違えてカッパの船長の潜水艦にたどり着き、コックとして採用され、長い旅にでて、はるかかなたで父親と再会する、からといって特に何も。
表紙の女の子がくらげをかぶっているところと、ワンピースのシースルー加減が素敵。
ねじ式 [DVD]

ねじ式 [DVD]