上海から帰ってきたかも

ankoo2006-08-30

昨日、地元に戻るなり大荷物抱えたまま買ったまんがは二冊ともアレでしたけど、二冊とも空港が重要な意味を持つ話だったのでまだ心を上海に向けておくことができました。
読み終えてそのまま眠ってしまい、たぶん19時ごろにいったん起きて風呂につかり(宿舎ではシャワーしかなかった)、たぶん20時に意識をうしなった感じ。




雨は降る気がしなかった。ていうか折りたたみ傘を持っていなかったので持って行かなかったら結局必要なかった。雑技団を見た帰りと、武術博物館を見に行くときに雨に降られたけれど、どちらも車を建物に横付けしてもらったので少し湿気を帯びただけで済んだ。
上海でカラスは見なかった。野良猫は一匹だけ遭遇。朱家角で白い飼い猫を目撃。犬は上海でもチワワっぽいのが流行かも。
自分が大事にされてるなーと強く感じた6日間。わたしもいろいろ大事にしなければいけない。大事にしたい。
新宿がすごく大きな街だと思っていたけれど、南京路に行ったら新宿はなんてちっぽけなんだろうと思った。ネオンだってすごすぎる。
帰る前から上海にもう一度来たいと思っていた。



http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060411/101208/?ST=nboprint
あわわ。今度行くときの参考にしよう。



食事は毎回食べきれないほどの大皿料理。ていうか何処に行っても円卓。豫園(「よえん」で変換できた!)で最も有名なレストラン、クリントン元大統領も訪れたという料理屋で食事したけれども、そこの料理が最高だったわけではない。それでも最上階の奥の大きな部屋を貸切という贅沢感に浸りまくり。
なんだか文章にしてみても信じられない感じ。本当に「これ以上はない」旅だったんだろうなあ。
最高だった料理は最終日のパーティーで。地元民が行くであろう高級レストラン。入り口は回転ドアで一階はロビーになっているけどたぶんホテルではなく全部レストラン。その前日からおなかの調子が良くなかったけれども、お世話になった大学の若き助教授たちが集う円卓に、学生3人と初参加の先生ひとりだけのメンバーで座らされてしまい、日本に留学経験のある先生がいたので通訳してもらったけれどあまり通じていない感じで、やけになって中国式の乾杯(カンペイ=一気飲み)をしたら後は目と目で通じ合ったわ。
ほほえみの貴公子と名付けた推摩(マッサージ)の先生は笑顔で乾杯をすすめまくり。 こっちは紹興酒だぜ! 
食事の話がはじめに浮かんでしまう。でも申し込み前に先生に「どんな感じですか」と尋ねたときにもほぼ「食事がすごい」という話しかしてもらえなかったので、予定通りなのです。ビールと紹興酒とコーラとなんか緑の炭酸飲料は飲み放題だったし。でもお茶の葉は二日目に切れて補充してもらえなかった。一番のお気に入りは椰子ジュースだったけれどそれも二日目に飲みそこねたら消えてしまった。帰りに空港で一本買いました。10元もした(大学の売店で水は1.5元)。
マッサージも少し習得してきました。二日目の夜に行った足マッサージはバイトの若い子ばかりで70分40元(600円くらい)の安さだったので、わたしも10分で100円くらいは取れると思う。






風邪薬とローヤルゼリーの粉末は持って行ったのだけれど、おなかの薬は持って行かなかったの。普段のまないものだから。しかし最終日に、へその周りが痛いという、今までにない腹痛が発生。おかゆでも食べたとたんに痛みが走るという、明らかに食事を拒否している感じ。皆さんに心配していただいて太田胃酸と大正漢方胃腸薬とあとひとつ何かをもらったけど効かず。皆さんわたしに正露丸を飲ませて一刻も早く回復してもらいたかったようですが、「母に正露丸は良くないと言われているんです」と言うと、信じられないという顔をされました。「悪いものは入っていない」とか「昔は何か良くない物質が入っていたかも」とか商標の裁判の話までふくらみ、「母に洗脳されているんで」と言ったら、「信じていないと効かないししょうがないね」という風におさめていただきました。
腹痛の原因で考えられるのは
食事が合っていない
毎日昼からビール
風邪
のすべて。
愛する老師に心配をかけたのが一番つらかった。まあ彼も熱中症で頭痛とか言ってました。38度の気温の昼間にマラソンしたらしい。



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正露丸 - Wikipedia

そのため、正露丸は効能が解明されていない割には副作用の大きい薬であるとされることがある。 実際に腸炎で入院した患者を調べたところ腸の内壁に正露丸が付着し炎症が起こっていたという症例報告もあり、定められた用量を超える服用については注意が必要である。特に感染症に起因する下痢は生体の防御反応であるから、むやみに薬剤で止めようとせず、できるだけ排泄し、充分な水分を摂取することが望ましいとされている。

今日は出かけるので赤玉(着色料はついているがクレオソートは入ってない)を飲んでしまったのだけれど、父に聞いたら「正露丸には発がん性物質が含まれている」との見解。
調査・検討対象 | 薬害オンブズパースン会議 Medwatcher Japan

3.何が問題か?(1) 成分 
クレオソートは、[1]高濃度で細胞を傷害し、[2]強い腐食性があり、しかも解毒薬がなく、[3]劇薬に指定されていて、[4]ヒトに対する発がん性が否定されていない薬剤です。
正露丸(大幸薬品)の添付文書には、「皮膚に付着したらせっけん及び湯を使ってよく洗ってください」と書かれています。絶対に〇〇しないで下さい、という注意も多いのです。しかし、皮膚に付けていけない薬を内服する危険性については何の記載もありません。
(2) 安全性 
正露丸の常用量の約4倍の量を服薬して腸管壊死を起こし腸管切除を受けた症例も報告されています。
薬害オンブズパースン会議が調査を委託した「医薬品・治療研究会」の報告によれば、動物実験の結果からヒトの場合の中毒量を推定すると常用量の約2〜4倍となります。消費者が、薬が効かないと感じ増量して服用することも考えられ、常用量の約2〜4倍の量は、一般市販薬では決して服用することが希な量ではありません。
(3) 有効性
正露丸の有効性の証明として大幸薬品が示した正露丸臨床試験は、正露丸を投与した人だけを対象するもので、正露丸を投与しないグループとの比較がないので、有効性を証明する論文とは認められません。
(4) 必要性 
多くの下痢は、腸管内に停滞している有毒物質等を排除しようとする生体の防御反応ですから、下痢止め薬を服用しなくても原因物質が除かれると自然に治ります。「下痢には正露丸」という大幸薬品のコピーは、「下痢は悪」という意識を消費者に押しつけるものであり、正しい薬剤情報の提供とは考えられません。
まして、細菌性の急性下痢などには下痢止め薬の服用は禁忌です。

ストレスによる下痢だったら止めたい気がするけど、それ以外は止めないほうがいいみたいですね。
女性の先生はこっそり「下痢止め持ってるよ」と言って下さったのだけれど、その時点では下痢ではなかったし「下痢は止めなきゃいけないんですか」と発言したことに悔いはない。
ただ、人に心配かけたので、今度からは赤玉を持っていきます。