ankoo2005-10-27

夢の空地

夢の空地

ヘビィなまんがでした。
「世界同時出版漫画シリーズ 日仏英西伊蘭 史上初6カ国語同時刊行!」
フレデリック・ボワレが「編集協力」となっているので、「ヌーベルまんが」のひとつなのでしょう。
帯に「甦る少女時代、 楽園のノスタルジー 夢と現のあわいで 再び逢瀬は始まった」 とか書いてあるけど、けっして「甘い物語」ではない。
表紙の絵は、「幸せを享受する少女」にみえるけど、実のところは「狂った女」なの。
これは本物。
「テッパの刑」(鉄板がふよふよ飛んできてバラバラにされてしまう)は、高校一年のときの数学の猪狩先生が話していた夢の話を思い出す。先生は川に「矢印」が飛んでくるって言っていた気がする。メモをしたノートは捨ててしまったかも。
テッパが飛んでくる川と、その横の空き地は、「クーの世界」と重なりあってるのかも。
手書きのあとがきが狂気をさらに演出している。
左開き本。私の左手は右開き本を読むために作られているので、読みにくかったです。でもまあいいや。
「やりなおし!」は有効。失敗したと思ったら、なかったかのようにはじめからやり直す。例えば、初音のあとに京はやしやに行って一日にしてパフェを二つ食べる、とか☆

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