終わらせるのが難しそうだけど見事な終わらせ方をしたと思うまんが。
吉田秋生『河よりも長くゆるやかに』ISBN409191005X*1
萩尾望都『メッシュ』
二つの共通点は、大まかなストーリーの流れはあるが一つ一つの話の独立性が高い。
終わり方としては全体の終わりを決定づけるようなオチがあるわけではなく、その次のコマを読者に予想させるような、彼らの日常はそのまま続くような、感じ?
田村由美はいろいろいちいち話が壮大ですね。
『巴がゆく!』はうまく収まってるとおもう。けど同人誌形式で番外編を書いている。
『BASARA』は収まりようがないよ。神様は異次元にBASARAの世界を想像*2するしかないよ。Won't you?
番外編を、描かないか、描くならもっと踏み込んで描くようにしてほしかった。
終わってから番外編で過去のことを描くのが嫌なのはなぜだ。



スタバがあるほうの青山ブックセンターに行ったらエマが立ち読みし放題vvv
三巻の途中まで。
大多数女性みんな一列になって立ち読みしてるところに、右から圧迫を感じてみてみると、リュックをしょったにーちゃんが無理やり割り込み、しかも居座る様子。彼が立ち読みし始めたのは『少女、ギターを弾く』。

*1:文庫の表紙はアラーキー。最近みない名刺サイズの如何わしい広告がいっぱい張ってある電話ボックスの写真。さりげなく随園別館の看板がうつり込んでいるところが個人的に感慨深い。

*2:創造の誤植