ルート225

芥川賞作家藤野千夜様の作品が映画化されたものがついに三月に公開になるみたい。
オフィス・シロウズ 公式サイト
あんまり見たくない...だって怖いんだもん!
しかし、キャストを見ると、なんと崔洋一の名前!
監督が崔洋一監督作品で助監督をしていた人のよう。*1

そして『仄暗い水の底から』(怖!)、『刑務所の中』、『クイール』の脚本を書いていたそう...ちょっと期待できそう。
アマゾンのレヴュー↓

この話は、あくまで15歳の女の子が16歳になる話なのである。
親に反発しつつも依存し、日常が日常であり続ける事が奇跡的なことだとは、まだ知らない年頃。



表題ルート225とは勿論225の平方根=15のことである。終章ルート256とは同じく16のことである。
作者の意図がどこにあるかは、ここにも明らかにされている。

ルート225 (新潮文庫)

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私の頭は「ルート」と聞いても絶対に平方根を思い浮かべません。246を連想しただけだった...
国道225号 - Wikipedia
国道256号 - Wikipedia
国道246号 - Wikipedia
NiNa

NiNa

「Route 246 Yeah!」
少年と少女のポルカ (講談社文庫)

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国道が世界を閉じる。



成長モノなので、やっぱり幼さから生まれる恐怖とか、人間関係の悩みとか、イジメとか満載。

非・バランス [DVD]

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小日向文世ちゃんがオカマのキクちゃんの役。名作。主演の女の子はめちゃめちゃ手足が長くて、現在はギャル雑誌でモデルとして活躍中。
ごめん [DVD]

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小六、初恋、大阪から京都まで自転車で駆け抜けます。
どちらも冨樫森監督。
『ごめん』はほんとにほんとに本当に名作で、『妖怪大戦争』よりみんなに見て欲しい作品だ! 
ちなみに妖怪大戦争では、サラ金のCMで「眼鏡を取ったほうがいい」*2と言われている娘が、川姫の役で、エロスです。
妖怪大戦争 (角川文庫)

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カウガール・ブルース

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一味違った「青春」のカタチ。親指姫。
ユマ・サーマンが主演の映画は、小学生の頃見て、
なんじゃこりゃー! 
と衝撃を受けた感動作品なのだけれど、
ウェブでの評判はよろしくないよう。
しかもゴールデンラズベリー賞にノミネートされたというお墨付き!
対して原作本のほうは、
アマゾンのレヴューを見ると大絶賛されていますね。
学校で注文してみました。キルビルがいいんだったらいんじゃね。
ゴールデンラズベリー賞 - Wikipedia

*1:ちなみに私が生まれて初めて映画館で見たのは崔洋一監督の『花のあすか組! 』だそうですよ。ぜんぜん覚えてない。『ぼくらの七日間戦争』(宗田理原作、宮沢りえちゃん)はよく覚えているのに。

*2:時代に逆らったCMだ!