妖怪大戦争

めろめろ。しびれる。
最高の娯楽映画でした。遊園地の長いアトラクションみたい、最初の方は特にそう感じた。 なんたって角川映画だし、夏休み狙いすぎだし、子供向け狙ってる変なキャラも出てくるし(すねこすり)。 (でも隠れエロ!)
けど後半になってくると細かいセリフとかで考え深いもの味わい深いものが感じられて、やっぱり素晴らしい映画だ! 「いちおう」夏休みの子供向け映画、のはずなんだけど、 プロデュースチーム「怪」水木しげる荒俣宏京極夏彦宮部みゆき なので、それに留まるはずはないぜ☆ 舞台挨拶のせいか「大人」ばっかり来てたし。
妖怪の、「おひらき!」と言ってしまうところとか、お祭り好きなオメデタイところとかがいいなあ。悪霊軍団は機械文明への批判。アズキは偶然性の哲学。
名ゼリフ満載! (特に川姫!) でも書くとネタバレ*1になっちゃうなあ まずは見に行って欲しいなあ。もう一度みたいなあ。
水木しげる大先生も登場で、そのセリフを聞いて、私は浮世を憂えて大泣きしてしまった。
反戦映画です。




クドカンの台本ほどじゃないけどくだらないセリフや映像、注釈も満載で笑いもばっちり。
加藤サマ(トヨエツ)の最高のセリフは「豆...」だと思う。
とにかく好いセリフ多かったので台本が欲しくて、わざわざ紀伊國屋によって雑誌「シナリオ」を見てみたが載ってなかった。




トヨエツこれ出てよかったねー得したねー 足とか長すぎだし、立ち姿が美しすぎて死にそう。
神木隆之介くんが末永く声変わりしないことを祈ります。(ごめん自分勝手。) なぜかなまめかしいお着替えシーンもあります。(なぜか映画のスプリガンを思い出した。)
川姫役の高橋真唯サン かわいいなー ビバ太もも! たまらんなー 加藤サマ(トヨエツ)を思い出すシーンがエロいな〜 加藤サマにはむかうシーンとかたまらんなあ。(エロいだけじゃないぜ! 懸命な演技が素晴らしいです! これからが楽しみ。)
ドラマ「瑠璃の島」の成海璃子チャン! か〜わ〜い〜い〜 ちょこっとしか出てこないけど。
宮迫博之は「下妻物語」に続き、お得な役。こういうの合ってるな〜なんでやろ。
阿部サダヲはいつも通り、というよりは真面目にお得な役をこなしていた感じ(インディージョーンズのパロディシーンとかね☆)。大阪弁上手いって母が褒めてた。
岡村隆史、素? 重要な役どころ。
宮部みゆき先生:先生だった。
栗山千秋 チャーリーズエンジェル的な役どころ。最後の加藤サマ(トヨエツ)とのからみがエロ過ぎて死にそう。




舞台挨拶@有楽町 二階席最前列左端

劇場入場の際、アズキ入りのポチ袋をもらいました。映画を見るまでは ??? だけど、今は愛おしくてたまらない。
妖怪も登場。被り物で前が見えなかったらしく一名階段から転落。その後誰よりもVIP待遇。
豊川悦司様 
サングラス白シャツ(形がおもしろい、襟とかとんがってる)ブーツカットのぴたぴたジーンズ お洒落靴 髪型がキムタク風スタイリング? 「妖怪に対する思いは?」という質問に対して「最近自分でも自分が妖怪じみてきたと思うので、こういう役をもらう。早く人間に戻りたい」とのこと大拍手。テレビカメラに向かって「手を振って」と指示されても従わなかった。さすが!
栗山千秋 
昔のゴミ袋みたいな光沢の黒いドレスで超素敵。デジカメを持ってかなかったことを後悔。黒髪ストレートで超素敵。荒俣宏先生がドレスの裾を踏んづけてた!
高橋真唯サン
浴衣。見た目はふつうの娘オーラ。
監督
ピンクのジャケット。「妖怪は角川歴彦(製作総指揮)!」とのこと。
荒俣センセイ
よれよれジャケット。「妖怪は水木しげる。」




母が買っちゃったよ〜
冒頭の 声変わりしないで! と切に願った神木隆之介くんのセリフや、水木センセイのセリフ、トヨエツのヴォイス...が入っていて最高。
忌野清志郎井上陽水のデュエットが最高。

あっあっ 「小豆」 ズキズキ
あっあっ 「小豆」 ズキズキ
「小豆」好き!
「小さな豆」、と書いて「あずき」と読ませる
読めねぇよ
「こまめ」だろ
「小」が「あ」で「豆」が「ずき」かよ
ありえねぇ
「こまめ」だろ

http://yokai-movie.com/index.html

*1:裏日記参照