ファミレスのお姉さん
ああおなかいっぱい。
- 作者: 雁須磨子
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2005/06/15
- メディア: 単行本
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雁須磨子がまんがで描くものは、ものの感じ方とか、視点とか、目線が、私ととても近い気がする。
もしくは普段から、みんな、南Q太*1的思考をしているときもあるし、かわかみじゅんこ*2的に飛んでるときもあるけど、雁須磨子*3が日常なんだろうか。そいでみんな瞬間を切り取ってまんがに描くけど、いちばん日常の部分を描くのが雁須磨子なのか。
わからんけど。
そいで短編「へるもんじゃあるまいし」がすごいと思った。
「へるもんじゃあるまいし」は女の子がよく唱える呪文だ。けれども、そう唱えるように仕向けられているのかも。男性社会に。(極端なフェミニズム的思考だ。)
主人公の女の子の表情とか、目の焦点の合わせ具合とかは、本当に(傷ついて、つらい)といった言葉で普段表現される、それに近い感情を表現しています。扉絵なんて首うずめちゃってこぶし握っちゃってガチガチ。そういうときもあります。
表題作「ファミリーレストラン」は連載でほとんど読んでたと思ったけれども、♯1(おうち帰って お風呂に入ろ)♯4(責めるのも 怒るのも したくないのよ めんどうなのよ)♯6(緊張してしまったので)は読んでなかったな。
♯3
あらあらねえねえちょっと
動物の毛なんか なでると α波がでるのよ
ひどいことを した
まつげのはえぎわを 涙がじんわりすべってなぜた
♯7
このせんぷう機を スカートの中で あおがせていい?て きいてしまいたい・・・ でも 乙女だから 言えないワ・・・
(あっ 乳ふいてる)
ガチャガチャキコキコカチャぱくっ
♯ラストオーダー
まあ そんな 日々
が好き。
♯5もまあ、そーゆーのあるよね。
「自分で 自分の さわっても あんまし 気持ち よくない」んだよね。南Q太的に言うと、「もっとー もっとだ」。
- 作者: 南 Q太
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 1996/12/11
- メディア: コミック
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「やらしい」
いいな。
「やらしい」
使おう。
「やらしい」広辞苑に載ってないな。
「ろりろりしてるめそ」